現在、ほとんどの企業が青色申告ですが、それだけに白色申告(青色申告の申請をしないか、認められない場合)との違いがよく理解されていないようです。
個人の場合は、専従者給与、65万円控除等の特典が目立ちますが、一番のメリットは、本来、青色申告にはそれ自体で、当局には関係なしに「自主決定権」として、税金を納税者が確定する権利が与えられているということにあります。
したがいまして、その根拠として、正確な記帳に裏付けられた、複式簿記とか、正規の簿記の原則とかが要求されてくるということです。
複式簿記とは、取引を左と右に分けて、金額、取引先、内容を入れて分解整理(仕訳)することです。
これは、単なるメモでは認められません。
取引の記帳内容があっているかどうかは、記帳の結果、現金、預金、等の残高が合っているかどうかでわかります。(結果として正確性が検証されます。)
だから、日々の現金管理が大事だと言われるわけです。
「正規の簿記の原則」も、ほぼこのような理屈に合った複式簿記を想定していますし、簿記というのは、この仕訳に消費税とか、会社法、所得税、法人税、関連法規とかの知識を織り込み、さらに、現実の実態と合わせて、最終的に決算へと導くための一連の流れを含んでいますので、簡単なようで、なかなか完璧に行うのは大変です。
|